覚園寺(かくおんじ)の拝観料、拝観時間、ご利益、見所について

鎌倉覚園寺の水がめに反射するもみじの木

鎌倉覚園寺の水がめに反射するもみじの木

鎌倉覚園寺は、紅葉が美しいだけでなく、病気、身体の悩みを取り払ったり、延寿、災難除去や、恋愛、縁結び、家庭円満、祈願成就といったご利益が得られる場所です。敷地内には、愛染明王、不動明王、薬師如来、日光菩薩、月光菩薩、十二神将といった様々な繊細で美しい仏像も参拝できると同時に鎌倉時代の歴史にも触れることができるパワースポットです。覚園寺の拝観は、500円の有料となっており、時間は約40分から50分で、説明ガイド付きのツアー形式で行われます。鎌倉のお寺巡りは、鎌倉駅のロッカーに荷物を預け、自転車をレンタルして巡ると、時間と体力の節約になり、おすすめです。鎌倉駅のロッカーと、レンタサイクルの情報については、以下のページで詳しくまとめています。



鎌倉覚園寺(かくおんじ)とは

覚園寺正面入口

覚園寺正面入口

覚園寺の正式名称は、「真言宗 泉涌寺派 鷲峰山 真言院 覚園寺」といいます。北条時宗公の薬師如来信仰によって建てられた大倉薬師堂が覚園寺のはじまりです。建立は、永仁4年。1296年です。覚園寺では、本堂(薬師堂)の参拝をツアー形式で開催していて、参拝料金500円でガイド付きの説明を40分から50分の時間、受けることができます。

覚園寺の境内

覚園寺の境内

覚園寺の境内

覚園寺の境内

行き方

北鎌倉の建長寺入口から建長寺半僧坊を目指し、天園ハイキング経由で覚園寺へと足を運びました。このコースは半僧坊までは急激な登り、天園ハイキングからは険しい山道と、とても過酷で体力を使うコースです。一人写真撮影を行いながらだと、建長寺入口から覚園寺までは、4時間ぐらいかかりました。平日だと、天園ハイキングは人通りも少なく、険しい山道となるので、女性一人では途中不安になってしまうかもしれません。そんな時は、鶴岡八幡宮から国道204号線を報国寺方面に向かう途中、荏柄天神社を目指して覚園寺へと向かうのが、市営バスもあり、無難なルートとなります。

鎌倉駅からタクシーを利用する場合は、覚園寺境内の目の前まで入ることができます。

覚園寺に停車するタクシー

覚園寺に停車するタクシー

駐車場

覚園寺の駐車場

覚園寺の駐車場

車の場合は、近くに駐車場があります。この場所は、明治時代まで大楽寺と呼ばれるお寺がありましたが、現在は覚園寺の駐車場になっています。この駐車場から、覚園寺までは徒歩3分ほどです。この辺りの道は、一方通行ではないのですが、とても細く、運転には注意が必要な場所となります。

見所

覚園寺は、無料で参拝できる御堂周辺と、500円の入場料を払って参拝ができる本堂(薬師堂)の2種類に大きく分かれます。本堂(薬師堂含む敷地内)は、写真撮影が禁止されているのですが、本堂へと向かう敷地内は紅葉がとても美しく、撮影できないのはとても残念ではありますが、鎌倉の美しい紅葉を心に焼き付けるのにはとてもよい場所です。覚園寺の無料で参拝ができる御堂周辺と、有料で参拝ができる本堂周辺の見所についてまとめてみたいと思います。

無料拝観

覚園寺の御堂

覚園寺の御堂


覚園寺の御堂周辺は、夏、春は緑が生い茂り、秋は紅葉が美しい場所です。敷地内には点々と水がめが配置されており、静寂な空間の中で水面に自然が反射する景色はとても美しいです。

覚園寺の御堂周辺

覚園寺の御堂周辺

覚園寺を訪れた人々の御札

覚園寺を訪れた人々の御札

覚園寺の御堂周辺

覚園寺の御堂周辺

珍しい鉄不動尊

覚園寺の鉄でできた珍しい不動明王

覚園寺の鉄でできた珍しい不動明王

覚園寺の御堂には、鉄でできた不動明王が祀られています。通常仏像は木でできたものがほとんどですが、覚園寺の不動明王は鉄でできています。この不動明王は、鎌倉時代の武士が強さにこだわり祀られたもので、力強さと美しさが魅力的です。ちなみに鉄で出来ているので、100キロもの重さがあるそうです。

愛染明王

覚園寺の御堂正面に祀られている愛染明王

覚園寺の御堂正面に祀られている愛染明王

覚園寺の御堂正面に祀られているのが愛染明王です。愛染明王と不動明王をセットで祀られる形式が、1338年に成立したという説があり、覚園寺の本堂ができたのが1353年なので、ちょうどこの頃主流となりはじめた名残が今もなお再現されているなっという印象を受けました。愛染明王は読んで字のごとく、「恋愛、縁結び、家庭円満」などをつかさどる仏様です。

仏教において本来煩悩は排除されるべきものという意味合いが強い気がするのですが、愛欲とは人間の煩悩においてもより強い気持ちであり、恋愛や縁結びといった信仰をつかさどる愛染明王は、永遠の愛を誓い合う人にとってとても愛される仏様でもあると同時に、水商売を行う女性にとっても信仰の対象となってくるそうです。

御堂の外からわずかに見ることができた愛染明王を許可をいただき、少し撮影させていただきました。

阿閃如来

覚園寺の御堂にある阿閃如来(あしゅくにょらい)

覚園寺の御堂にある阿閃如来(あしゅくにょらい)

覚園寺の御堂には、鉄不動尊、愛染明王の他に阿閃如来(あしゅくにょらい)も祀られています。阿閃とは、もともとサンスクリット語で、「阿閃」の漢字は当て字になります。煩悩に屈しない堅固な決意を持った神様の仏像です。

有料拝観

覚園寺は鎌倉では珍しく、500円の拝観料を払うと、40分から50分のツアー形式で境内を案内してくれます。有料の拝観エリアは写真撮影が許可されていないため、覚園寺の情報がネット上にもあまり出回らないのですが、覚園寺の有料拝観は、500円払っても体験する価値がとても高いものとなります。覚園寺の有料拝観は、樹齢800年のイヌマキ、薬師三尊坐像と十二神将、川端康成が愛した鞘阿弥陀仏、触れると病が治る賓頭盧尊者像、本堂天井に描かれた龍、茅葺屋根の民家で受ける十三仏信仰、黒地蔵尊、千躰地蔵尊の説明などがメインとなります。800年以上昔の鎌倉時代の歴史がそのまま残る覚園寺の有料拝観についてご紹介いたします。

関連記事:覚園寺の有料拝観は絶対におすすめ

黒地蔵縁日

毎年8月10日は覚園寺の黒地蔵縁日

毎年8月10日は覚園寺の黒地蔵縁日

毎年8月10日は黒地蔵縁日で、8月9日の夜半過ぎから、8月10日の正午まで、黒地蔵が亡くなられた方々へ私たちの気持ちや願いを運び届けてくれる縁日として、施餓鬼法要が開催されています。新盆から、3年続けて縁日に参拝供養すると、亡くなられた方は必ず成仏するとされており、8月10日は沢山の人が、覚園寺に訪れます。お地蔵様は、他の仏像と異なり立ち上がって、錫杖を手に持っていることが多くあります。これは、他の仏像と異なり歩くことができ、様々な場所へと移動し、救いの手を差し伸べてくれるからです。お地蔵さんは、大切にしてあげないとダメですね。黒地蔵縁日の詳細については、以下のページでまとめています。

関連記事:毎年8月10日は覚園寺の黒地蔵縁日

実際に黒地蔵縁日へ訪れた際の様子については、以下のページでまとめています。

関連記事:覚園寺の黒地蔵縁日に訪れてみた様子

紅葉

秋に撮影した覚園寺の境内の様子

秋に撮影した覚園寺の境内の様子

覚園寺の紅葉は、11月下旬から12月上旬です。11月20日前後ではまだ紅葉は始まったばかりというような状態です。イチョウが黄色くなり、葉が落ちたころに紅葉が始まります。ただし、鎌倉の紅葉は海からの風により、塩害を受けている場合、葉が汚れてしまい赤く色付いてもあまり美しくない場合もあります。そんな時は、円覚寺明月院建長寺といった北鎌倉方面でも、内陸部気味のお寺へ向うのがおすすめです。

関連記事:覚園寺の紅葉

雪の日の御堂

雪の日の御堂

鎌倉に珍しく雪が降った時に、覚園寺に足を運んでみました。雪化粧した覚園寺はなかなか見る機会が無いのではないでしょうか?普段とても静寂な空間の覚園寺に雪が降ると、更に静寂さが高まり、シンシンと降る雪の音までも聞こえてきそうな雰囲気でした。雪が降った覚園寺の様子は、以下のページで詳しくまとめています。

関連記事:雪の覚園寺

初詣

覚園寺の初詣

覚園寺の初詣

1月1日、深夜の覚園寺に初詣に足を運んでみました。深夜の覚園寺はほとんど人がいない状態で、ちょっと怖いぐらいの雰囲気でした。1月1日に、鎌倉に初詣する際には、電車が24時間動いているので、日の出前に訪れるのがおすすめです。鶴岡八幡宮含めて、深夜の鎌倉に初詣した様子は、以下のページでまとめています。

関連記事:夜の鎌倉初詣について

あじさい

覚園寺の山門に咲くあじさい

覚園寺の山門に咲くあじさい

覚園寺のあじさいは、境内の入口付近と、本堂前で見ることができます。あじさいの数はそれほど多くはありませんが、6月中旬のあじさいの見頃シーズンに覚園寺を訪れて撮影したあじさいの様子についてご紹介いたします。

関連記事:覚園寺のあじさい

覚園寺のご利益

覚園寺は、鎌倉の中でもとても好きな場所です。実際に覚園寺へ足を運んでみて感じた私個人的な覚園寺の主なご利益についてまとめてみたいと思います。

  • 病気、身体の悩みを取り払う:薬師如来
  • 延寿、災難除去:日光菩薩、月光菩薩、十二神将、賓頭盧尊者像
  • 恋愛、縁結び、家庭円満:愛染明王
  • 祈願成就:黒地蔵尊、千躰地蔵尊

覚園寺、鎌倉駅から少し場所が離れていますけれど、機会があれば訪れてみる価値はとてもあるお寺です。

インスタ映え

覚園寺は鎌倉の中でも一番好きなお寺なので、Twitterやインスタグラムで本ブログの内容を拡散しているのですが、なかなかみなさまにご好評をいただいております。

拝観料

500円(40分から50分の説明付き)

拝観時間

有料拝観時間:10時、11時、(12時)、13時、14時、15時

ご利益

縁結び、子授け、安産、子育て、病気回復、厄除け、身代わり

覚園寺のスポット情報

住所

神奈川県鎌倉市二階堂421

電話

0467-22-1195

地図

ストリートビュー

覚園寺のご紹介は以上となります。次は、鎌倉宮についてご紹介いたします。
関連記事:鎌倉宮について



覚園寺関連情報

覚園寺に関してまとめた記事になります。

鎌倉二階堂

鎌倉の二階堂は、鶴岡八幡宮の東側に広がるエリアで、学問の神様として有名な荏柄天神社、鎌倉の七五三で多くの人が集まる鎌倉宮、鎌倉最古のお寺である杉本寺、秋の紅葉がとても美しい瑞泉寺などがあるエリアになります。2018年5月26日にアド街ック天国でも放送された鶴岡八幡宮から、二階堂方面の魅力についてご紹介いたします。

関連記事:アド街ック天国で紹介された鎌倉二階堂を散策

鎌倉のお寺、神社

鎌倉覚園寺の水がめに反射するもみじの木

鎌倉の魅力といえば、今から800年以上前の鎌倉時代の雰囲気を残しつつ、綺麗な鎌倉の海や自然が楽しめるという点です。お寺の境内から海を眺められる場所は、日本国内の中でもなかなか無いのではないかと思います。鎌倉のお寺や神社といえば、鶴岡八幡宮高徳院(鎌倉大仏)長谷寺円覚寺建長寺などメジャーどころばかりが紹介されがちですが、おすすめという観点には、有名なメジャーどころ、古きよき鎌倉の歴史を心の底から感じられる場所。そして、京都とは違う鎌倉の一番の魅力は、古きよき歴史を感じながら、鎌倉由比ガ浜、材木座といった湘南の海を一望できるという景色の良さという3つの点に大きく分類されてきます。でもメジャーどころでないと、なかなか足を運んでみないとどこがよいのかが分からないというのが実情です。実際に鎌倉の各スポットへ足を運び、写真を撮影しながら、鎌倉にあるお寺や神社で感じた魅了について、以下のページで詳しくまとめています。

関連記事:鎌倉のお寺、神社どこが人気?おすすめ比較

鎌倉の観光、デート情報

鎌倉の海の雰囲気や鎌倉の海の家、お寺、神社、レンタサイクル、ホテル情報などをまとめています。鎌倉について更に詳しく知りたい場合は、以下のページもあわせてご覧ください。

関連記事:鎌倉のおすすめ人気観光、デートスポット

鎌倉のホテル比較

鎌倉七里ヶ浜からの夕日と江ノ島

鎌倉観光の際に利用するのにおすすめのホテルは、JRだと藤沢駅、大船駅、鎌倉駅周辺。湘南モノレールだと、湘南深沢駅周辺。江ノ電だと腰越駅、七里ヶ浜駅、極楽寺駅、長谷駅、由比ヶ浜駅、和田塚駅周辺になります。それぞれの駅周辺にあるホテルを一覧にして比較できるようにしました。比較表では、それぞれの最寄駅からの徒歩時間、簡単な特徴、参考宿泊料金、じゃらん、楽天、エクスペディア、Yahoo!トラベル、JTB、ヨヤキュードットコム、一休の各宿泊施設への予約一覧へのURLを記載しています。参考価格は、行楽シーズン外での価格を参考情報として記載しています。初詣がある年末年始や、桜のお花見、あじさい、海水浴、紅葉シーズンなどは、ホテルの価格が高くなる傾向があります。あらかじめ前もって予約をすると安く済む場合や、希望する宿泊施設の予約がし易いので、鎌倉へ宿泊で旅行に訪れる際には、早めに予約をするのがおすすめです。

関連記事:鎌倉のホテル比較