円覚寺の拝観料、拝観時間、ご利益、見所について

円覚寺の山門

円覚寺の山門

JR横須賀線の北鎌倉駅目の前にある鎌倉円覚寺。今から800年近く昔に開創されたお寺の広い敷地内には、当時の建物が数多く残されています。円覚寺の敷地内では、リラックス効果があるとされる写経、弓道、座禅といった習い事なども体験することができます。鎌倉のお寺巡りは、鎌倉駅のロッカーに荷物を預け、自転車をレンタルして巡ると、時間と体力の節約になり、おすすめです。鎌倉駅のロッカーと、レンタサイクルの情報については、以下のページで詳しくまとめています。



円覚寺について

円覚寺の案内図

円覚寺の案内図

円覚寺の案内図

円覚寺の案内図

円覚寺の入り口

円覚寺の入り口

円覚寺の入り口

円覚寺の入り口

円覚寺は、臨済宗円覚寺派の大本山。弘安5年(1282年)に開創されたお寺です。開山(寺院を創始)したのは、中国(宋)より渡来した俤光国師無学祖元(むがく そげん)です。開基(寺院を創立)したのは、鎌倉幕府の執権であった北条時宗公です。国師無学祖元は、北条時宗公の招請により、弘安2年に来日しました。初めは建長寺に住し、北条時宗公はじめ鎌倉の武将を教化し、多くの門弟を育てました。北条時宗公は弘安4年再度の蒙古の来週を撃滅した後、翌5年正法(仏法)を興隆し、師恩(師匠の恩)に報じ、文永、弘安の両役に戦死した敵味方両軍の菩提(仏の悟りの境地)を弔うため、円覚寺を建立しました。円覚寺は、鎌倉五山で、第二位のランクに位置するお寺です。

鎌倉五山とは

鎌倉五山とは、臨済宗の寺院を格付けをする制度の事です。鎌倉幕府が任命した住職を順位付けされた寺に配置することで、コントロールさせるための組織管理の制度で、鎌倉五山の順位は以下の通りとなります。

円覚寺の見所について

山門(三門)

山門(三門)

山門(三門)

山門(三門)

山門(三門)

山門(三門)

山門(三門)

山門(三門)

山門(三門)

仏殿

無学祖元禅師坐像、達磨大師坐像が祀られていました。

無学祖元禅師坐像、達磨大師坐像

無学祖元禅師坐像、達磨大師坐像

こちらは、宝冠釈迦如来。盧遮那仏(るしゃなぶつ)とも称されています。

宝冠釈迦如来

宝冠釈迦如来

宝冠釈迦如来は、円覚寺にある仏像の中では最も大きく像高2メートル60センチの高さがあります。一般的な釈迦如来は、装飾品は付けない姿のものが多いですが、宝冠釈迦如来はとても豪華な装飾をしているのが特徴的です。

また円覚寺の宝冠釈迦如来は、身にまとう法衣を台座より下に垂らす法衣垂下のスタイルになっており、鎌倉地方特有の美しい姿をしています。法衣垂下のスタイルは、鎌倉時代の仏像の特徴でもあり、黒地蔵で有名な覚園寺の薬師三尊坐像、建長寺の仏殿本尊地蔵菩薩、浄智寺の阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来でもこのスタイルを見ることができます。

これは、宋の影響を受けた宋様式でもあり、鎌倉の地には禅をはじめとした宋風文化がとてもよく伝わっています。宝冠釈迦如来の胴体は、江戸時代に造りかえられているため、鎌倉時代からの姿を残すのは頭部のみとなっています。

現在の宝冠釈迦如来の両脇には、梵天像と帝釈天像が配置されていますが、江戸時代に円覚寺が再建される以前は、文殊菩薩像と普賢菩薩像だったとされています。

天井の白竜は、守屋多々志(もりやただし)画伯により描かれたものです。鎌倉にあるお寺には、円覚寺に限らず、覚園寺建長寺の本堂にも、天井には龍が描かれています。なぜ本堂の天井に龍が描かれているかというと、龍は昔から雲をよび雨を降らせると言い伝えられていることから、本堂を火災から守るためという意味をこめて、天井に龍が描かれているそうです。

また龍が降らせる雨は仏法の雨という意味も込められており、雨を降らせると同時に、仏法を人々に浸透させるという意味合いもこめて、本堂の天井には龍が描かれています。

宝冠釈迦如来と白竜

宝冠釈迦如来と白竜

宝冠釈迦如来と白竜

宝冠釈迦如来と白竜

天井の白竜

天井の白竜

選仏場

左が薬師如来像。右が大慈大悲観世音菩薩像。

左が薬師如来像。右が大慈大悲観世音菩薩像。

左が薬師如来像。右が大慈大悲観世音菩薩像。

左が薬師如来像。右が大慈大悲観世音菩薩像。

左が薬師如来像。右が大慈大悲観世音菩薩像。

選仏場

選仏場

選仏場とは、仏を選別する場所かな?と思い調べたところ、やはり仏を選びだす場所のようで、修行像の坐禅道場にあたるそうです。仏像にも修行が必要なんですかね。

紫陽花が咲く道

紫陽花が咲く円覚寺の敷地内

紫陽花が咲く円覚寺の敷地内

選仏場の前から、唐門側へと向かう通路には紫陽花が咲いています。

円覚寺の敷地内で撮影した紫陽花

円覚寺の敷地内で撮影した紫陽花

円覚寺の敷地内で撮影した紫陽花

円覚寺の敷地内で撮影した紫陽花

円覚寺の敷地内で撮影した紫陽花

円覚寺の敷地内で撮影した紫陽花

鎌倉にはあじさいがとても綺麗なお寺が沢山あります。詳細については、以下のページで詳しくまとめています。

関連記事:鎌倉のあじさい見頃の時期とおすすめの場所

唐門

唐門

唐門

唐門っていろいろなお寺で見かけるよなっと思い調べてみたところ、屋根に唐破風がついた門の事を唐門と呼ぶようです。豪華な彫刻が施されているのが特徴です。唐門で豪華な彫刻といえば、日光輪王寺の唐門を思い出しました。

百観音霊場

円覚寺の百観音は、江戸時代に百体の石造を岩窟に泰安したことが由緒となり、明治に整備されたそうです。

百観音霊場

百観音霊場

百観音霊場

百観音霊場

百観音霊場

百観音霊場

昔は霊場に写経を納め、その際に納経印をいただいたそうですが、それが現在の御納経帳または、御朱印帳に変わったそうです。

行く先々の霊場で観音さまの由来を知り、観音さまの御利益にあずかり、観音さまを念じながらお参りすると、心が清浄になり、安心を得られるそうです。

参拝するだけでなく、お寺や観音さまなどの歴史を由来を知ることも大切な事だと思いました。

大方丈

2014年4月15日より一般開放されている大方丈です。内部には、本尊・釈迦牟尼坐像が祀られています。

釈迦牟尼坐像

釈迦牟尼坐像

仏涅槃図

足を運んだ際には仏涅槃図が展示されていました。こんな重要文化財が目の前に展示されていて大丈夫なんだろうか?っと思ったら、複製のようでした。

仏涅槃図

仏涅槃図

仏涅槃図

仏涅槃図

竹林致?

竹林に羅漢が集まり、岩に腰をかけています。竹に雀という伝統的なモチーフが描かれています。

竹林致?

竹林致?

経典奇瑞

洛陽の白馬寺で、道士の?善信と中天竺から仏教を伝えた迦葉摩騰が法力比べを行った故事に基づいて描かれたものです。道教の教典は、燃えて灰になってしまったけれども、仏教の経典は燃えずに五色の光を放ったそうです。下部には、三人の道士が負けて悔しがる様子が描かれています。

経典奇瑞

経典奇瑞

亡魂救済と月からの飛来
左:亡魂救済 右:月からの飛来

左:亡魂救済 右:月からの飛来

戦いの神である阿修羅や鬼、甲冐姿の武者の姿が描かれているということで、戦没者を供養しているそうです。

背景に火炎を帯び、手のひらに目がある羅漢が空中に浮遊する奇瑞を描いています。

双龍

羅漢たちが海辺の岩場に腰をかけて上空を見上げており、上空では黒雲がたちこめる虚空で二匹の龍が戦う姿が描かれています。

双龍

双龍

大方丈内部の廊下からは、庭を眺めることができます。

大方丈内部の廊下から眺めた庭

大方丈内部の廊下から眺めた庭

大方丈内部の廊下

大方丈内部の廊下

大方丈内部の廊下

大方丈内部の廊下

こちらは写経を行う部屋。

写経を行う部屋

写経を行う部屋

写経を行う人以外は、立ち入り禁止になっていましたが、外から内部の様子を確認することができました。

達磨がこっちをにらんでいます。

佛日庵

佛日庵

佛日庵

佛日庵

佛日庵

佛日庵

佛日庵

佛日庵は、円覚寺を開基した鎌倉幕府の執権であった北条時宗公を祀る寺院です。

内部では抹茶を楽しむことができます。

白鹿洞

円覚寺開堂の日、開山無学祖元禅師の説法を聴こうとして集まった多くの人々と共に、この洞窟より白鹿が群れをなして表れ、開山無学祖元禅師の説法を共に聴いたと伝説がある洞窟です。

白鹿洞

白鹿洞

白鹿洞

白鹿洞

白鹿と聞くと茨城の日本酒を思い出してしまう私も説法を受けた方がよいかもしれません。

黄梅院

北条時宗公の婦人、覚山尼が時宗公追善のために建立した華厳塔の敷地に円覚寺第十五世夢窓国師の塔所としてたてられ、国師の門弟方外宏遠が文和三年(1354年)に開創しました。

黄梅院

黄梅院

黄梅院

黄梅院

室町幕府二代将軍足利義詮の遺骨が分骨されています。

切り株に掘られた仏像

切り株に掘られた仏像

切り株に掘られた仏像

切り株に掘られた仏像

敷地内では、切り株に掘られた仏像を見かけます。

聖観世音

聖観世音

本派専門道場付近

本派専門道場付近の敷地内では、所々に祀られた仏像を見かけました。竹の柵があり内部に入ることはできませんでした。

本派専門道場

本派専門道場

本派専門道場

本派専門道場

本派専門道場

本派専門道場

円覚寺の桜

円覚寺入口付近の桜

円覚寺入口付近の桜

円覚寺の境内にある桜は、境内への入口付近、神奈川県指定の重要文化財である山門前付近、選仏場、方丈付近、仏殿付近、選仏場から佛日庵方面へと向う通路沿い、唐門付近にあります。詳しくは、以下のページで解説しています。

関連記事:円覚寺の桜について

拝観料

大人:300円 子供:100円

拝観時間

3月~11月:8時から16時30分、12月~2月:8時から16時

ご利益

円覚寺のご利益

円覚寺のご利益

開運招福、厄除け、商売繁盛、事業繁栄、家内安全、諸縁吉祥、合格祈願、技能上達、延命、利生、母子擁護

アクセス

住所

神奈川県鎌倉市山ノ内409

電話番号

0467-22-0478

地図・ストリートビュー

地図

ストリートビュー

円覚寺のご紹介は以上となります。次はアジサイ寺としても有名な明月院についてご紹介いたします。

関連記事:明月院について



鎌倉のお寺、神社

鎌倉覚園寺の水がめに反射するもみじの木

鎌倉の魅力といえば、今から800年以上前の鎌倉時代の雰囲気を残しつつ、綺麗な鎌倉の海や自然が楽しめるという点です。お寺の境内から海を眺められる場所は、日本国内の中でもなかなか無いのではないかと思います。鎌倉のお寺や神社といえば、鶴岡八幡宮高徳院(鎌倉大仏)長谷寺円覚寺建長寺などメジャーどころばかりが紹介されがちですが、おすすめという観点には、有名なメジャーどころ、古きよき鎌倉の歴史を心の底から感じられる場所。そして、京都とは違う鎌倉の一番の魅力は、古きよき歴史を感じながら、鎌倉由比ガ浜、材木座といった湘南の海を一望できるという景色の良さという3つの点に大きく分類されてきます。でもメジャーどころでないと、なかなか足を運んでみないとどこがよいのかが分からないというのが実情です。実際に鎌倉の各スポットへ足を運び、写真を撮影しながら、鎌倉にあるお寺や神社で感じた魅了について、以下のページで詳しくまとめています。

関連記事:鎌倉のお寺、神社どこが人気?おすすめ比較

鎌倉の観光、デート情報

鎌倉の海の雰囲気や鎌倉の海の家、お寺、神社、レンタサイクル、ホテル情報などをまとめています。鎌倉について更に詳しく知りたい場合は、以下のページもあわせてご覧ください。

関連記事:鎌倉のおすすめ人気観光、デートスポット

鎌倉のホテル比較

鎌倉七里ヶ浜からの夕日と江ノ島

鎌倉観光の際に利用するのにおすすめのホテルは、JRだと藤沢駅、大船駅、鎌倉駅周辺。湘南モノレールだと、湘南深沢駅周辺。江ノ電だと腰越駅、七里ヶ浜駅、極楽寺駅、長谷駅、由比ヶ浜駅、和田塚駅周辺になります。それぞれの駅周辺にあるホテルを一覧にして比較できるようにしました。比較表では、それぞれの最寄駅からの徒歩時間、簡単な特徴、参考宿泊料金、じゃらん、楽天、エクスペディア、Yahoo!トラベル、JTB、ヨヤキュードットコム、一休の各宿泊施設への予約一覧へのURLを記載しています。参考価格は、行楽シーズン外での価格を参考情報として記載しています。初詣がある年末年始や、桜のお花見、あじさい、海水浴、紅葉シーズンなどは、ホテルの価格が高くなる傾向があります。あらかじめ前もって予約をすると安く済む場合や、希望する宿泊施設の予約がし易いので、鎌倉へ宿泊で旅行に訪れる際には、早めに予約をするのがおすすめです。

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