鎌倉浄智寺の拝観料、拝観時間、ご利益、見所について

室町時代に過去、現在、未来の神が祀られた浄智寺は禅宗発展の地

室町時代に過去、現在、未来の神が祀られた浄智寺は禅宗発展の地

北鎌倉にある東慶寺の直ぐ並びにある浄智寺は北条氏の勢力がきわめて盛大であった13世紀の鎌倉で、禅宗が最も発展した時期に創建されたお寺です。本尊には、阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来の過去、現在、未来の象徴である三世仏が祀られている他にも、木造観音菩薩立像などといった重要文化財が数多く存在する自然豊かなお寺です。鎌倉のお寺巡りは、鎌倉駅のロッカーに荷物を預け、自転車をレンタルして巡ると、時間と体力の節約になり、おすすめです。鎌倉駅のロッカーと、レンタサイクルの情報については、以下のページで詳しくまとめています。



浄智寺とは

浄智寺の甘露ノ井

浄智寺の甘露ノ井

浄智寺は、鎌倉五山の第四位のお寺で、自然豊かな境内は、国の史跡にも指定されています。浄智寺が建立されたのは弘安4年、1281年です。北条正宗、北条師時が開基です。総門手前の古い石橋のたもとにある鎌倉十井の一つである甘露ノ井があり、その際には苔むした参堂の階段や、階段の上に鐘楼がある珍しい山門があります。

鎌倉五山とは

浄智寺の総門

浄智寺の総門

鎌倉五山とは、臨済宗の寺院を格付けをする制度の事です。鎌倉幕府が任命した住職を順位付けされた寺に配置することで、コントロールさせるための組織管理の制度で、鎌倉五山の順位は以下の通りとなります。

浄智寺への行き方

浄智寺は、JR横須賀線北鎌倉駅の直ぐ近くです。改札を出て、徒歩6分ほどの場所にあります。東慶寺の直ぐ近くで、並びにあります。

浄智寺の拝観時間

浄智寺の石段

浄智寺の石段

浄智寺の拝観時間は、9時から16時30分までです。総門を抜け、石段を登った先に受付があり、拝観料、大人(高校生以上)200円、小・中学生100円を払って境内へと進みます。

浄智寺の見所

浄智寺の山門

浄智寺の山門

受付を終え、境内に進むとすぐに、鐘楼がある珍しい山門があります。

山門を過ぎると、阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来が室町時代に祀られた本尊である曇華殿がでてきます。阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来は、過去、現在、未来を象徴しています。

浄智寺の曇華殿

浄智寺の曇華殿

向って左側から阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来です。これらの仏像は15世紀中ごろに再興された像で、鎌倉地方に多い衣の裾を台座に長く垂らした様式の典型的な作品です。

向って左側から阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来

向って左側から阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来

仏像が身にまとう法衣(ほうえ)を台座より下に垂らしているスタイルの事を法衣垂下(ほういすいか)と呼び、鎌倉のお寺において、このスタイルを間近で見学できる場所は、建長寺の仏殿本尊地蔵菩薩、鎌倉覚園寺の薬師三尊坐像、円覚寺の宝冠釈迦如来です。

阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来は、一見とてもよく似ていますが、よく見てみると手の印が異なっていることが確認できます。阿弥陀如来は、阿弥陀定印。釈迦如来、弥勒如来は、禅定印となっています。それぞれ共に瞑想中であることを意味します。

本尊を過ぎると、少し奥まったところに重要文化財である木造観音菩薩立像が祀られた格子の御堂が少し奥まった箇所にあります。

木造観音菩薩立像は、鎌倉三十三観音霊場第三十一番の観音様です。南北朝時代の作品とされ、左手に未開敷蓮華と呼ばれる蓮華の蕾を手にしていることを確認できます。

重要文化財である木造観音菩薩立像

重要文化財である木造観音菩薩立像

木造観音菩薩立像が祀られた格子の御堂

木造観音菩薩立像が祀られた格子の御堂

重要文化財である木造観音菩薩立像

重要文化財である木造観音菩薩立像

重要文化財である木造観音菩薩立像と祀られる仏像

重要文化財である木造観音菩薩立像と祀られる仏像

重要文化財である木造観音菩薩立像と祀られる仏像

重要文化財である木造観音菩薩立像と祀られる仏像

目の前には茅葺きの書院があり、内部に入る事はできませんが、外からもとても風情ある景色を眺めることができます。

浄智寺の書院

浄智寺の書院

書院の前には、背の低い竹林が広がっています。

浄智寺の竹林

浄智寺の竹林

浄智寺の竹林

浄智寺の竹林

境内には至るところで石造が祀られています。

浄智寺の石造

浄智寺の石造

また、鎌倉にはやぐらがとても多いのですが、浄智寺の境内にもやぐらがあります。

浄智寺の境内のやぐら

浄智寺の境内のやぐら

このやぐらは、昔は住まいとして利用され、その後墓所となり、やがて倉庫として利用されるようになりました。大正時代から昭和初期までは、薪や木炭などを貯蔵する場所として利用されていました。

お墓を洗う用に設置された水ポンプ

お墓を洗う用に設置された水ポンプ

境内の奥には墓苑が広がっていて、お墓を洗う用に設置された水ポンプが境内に設置されています。

浄智寺の奥に広がる緑豊かな墓苑

浄智寺の奥に広がる緑豊かな墓苑

浄智寺の奥は緑豊かな墓苑が広がっています。

七福神の布袋尊が祀られている場所の入口

七福神の布袋尊が祀られている場所の入口

七福神の布袋尊が祀られている場所の入口

七福神の布袋尊が祀られている場所の入口

七福神の布袋尊が祀られている場所の入口です。

浄智寺の境内に実る柿の実

浄智寺の境内に実る柿の実

10月の後半になると、紅葉はまだですが、境内には柿の実がちょうど食べごろに実っています。

布袋尊への道案内

布袋尊への道案内

七福神の布袋尊へは道案内が英語でも記されています。

布袋尊への道案内

布袋尊への道案内

道案内に従って奥に進んでいくと、洞窟に祀られた布袋尊が見えてきます。

洞窟に祀られた布袋尊

洞窟に祀られた布袋尊

布袋尊はおなかを撫でると、布袋尊の元気をもらうことができます。

洞窟に祀られた布袋尊のお腹

洞窟に祀られた布袋尊のお腹

触り甲斐がある見事なおなかです。

布袋尊付近も自然が豊かで、晴れた日には綺麗な木漏れ日を眺めることができます。

布袋尊付近の木漏れ日

布袋尊付近の木漏れ日

敷地内でお地蔵さんの形をした工事などで利用される赤いポールを発見しました。少し怖いです…。

お地蔵さんの形をした工事などで利用される赤いポール

お地蔵さんの形をした工事などで利用される赤いポール

境内には風情溢れる建物があります。

浄智寺境内の風情溢れる建物

浄智寺境内の風情溢れる建物

浄智寺の桜について

山門の隣にある桜

山門の隣にある桜

浄智寺の桜といえば、鐘楼がある珍しい山門の隣にある桜です。浄智寺の桜はそれほど数が無く、山門の隣にある桜と、受付の裏側にある桜の2箇所が桜を見ることができる主な場所となります。春の浄智寺では、桜以外にも春の草花をあわせて見ることができます。浄智寺の桜については、以下のページで詳しく解説しています。

関連記事:浄智寺の桜について

浄智寺の見所は以上です。

浄智寺から銭洗弁財天宇賀福神社への道のり(葛原岡ハイキングコース)

浄智寺から銭洗弁財天宇賀福神社へは、徒歩で葛原岡ハイキングコースを抜けて30分ほどです。

浄智寺の出口に向う

浄智寺の出口に向う

浄智寺の出口を出ると、北鎌倉駅へと向う道と、銭洗弁財天宇賀福神社がある山道へと続く道に分かれます。

北鎌倉駅へと向う道と、銭洗弁財天宇賀福神社がある山道

北鎌倉駅へと向う道と、銭洗弁財天宇賀福神社がある山道

今回は、浄智寺から山道を通って、銭洗弁財天宇賀福神社へと向ってみたいと思います。

銭洗弁財天宇賀福神社へ向う細い山路

銭洗弁財天宇賀福神社へ向う細い山路

建て看板に記載があったとおり、舗装された道路を5分ほど進むと、細い山路が出てきます。山路も始めは舗装されているのですが、しばらく進むと、天園ハイキングコースのような険しい山道が出てきます。

銭洗弁財天宇賀福神社へ向う険しい山道

銭洗弁財天宇賀福神社へ向う険しい山道

銭洗弁財天宇賀福神社へ向う険しい山道

銭洗弁財天宇賀福神社へ向う険しい山道

山道は、木の根っこがむき出しになっている箇所が多く、上部はとても滑るので注意が必要です。転んでも脱げないスニーカーが必須なのと、急な上り下りが続くので、晴れた日は冬場であっても汗ばむぐらいになります。

源氏山公園からの富士山の眺め

源氏山公園

源氏山公園

しばらく歩くと、源氏山公園に出てきます。

源氏山公園は、高台から富士山を眺めることができます。

源氏山公園からの富士山

源氏山公園からの富士山

少し見難いですが、中央付近の雲と木の間ぐらいに薄っすらと富士山が写っています。

源氏山公園からの富士山

源氏山公園からの富士山

源氏山公園を抜けると、鎌倉の大仏へと続く道と、頼朝像へと続く分かれ道に突き当たります。

鎌倉の大仏へと続く道と、頼朝像へと続く分かれ道

鎌倉の大仏へと続く道と、頼朝像へと続く分かれ道

銭洗弁財天宇賀福神社へ向う場合は、頼朝像側へとしばらく進むと銭洗弁財天宇賀福神社の入口が見えてきます。

関連記事:銭洗弁財天宇賀福神社の詳細を確認する

浄智寺スポット情報

住所

神奈川県鎌倉市山ノ内1402

電話

0467-22-3943

地図

ストリートビュー

浄智寺のご紹介は以上となります。次は、英勝寺についてご紹介いたします。
関連記事:英勝寺について



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鎌倉のお寺、神社

鎌倉覚園寺の水がめに反射するもみじの木

鎌倉の魅力といえば、今から800年以上前の鎌倉時代の雰囲気を残しつつ、綺麗な鎌倉の海や自然が楽しめるという点です。お寺の境内から海を眺められる場所は、日本国内の中でもなかなか無いのではないかと思います。鎌倉のお寺や神社といえば、鶴岡八幡宮高徳院(鎌倉大仏)長谷寺円覚寺建長寺などメジャーどころばかりが紹介されがちですが、おすすめという観点には、有名なメジャーどころ、古きよき鎌倉の歴史を心の底から感じられる場所。そして、京都とは違う鎌倉の一番の魅力は、古きよき歴史を感じながら、鎌倉由比ガ浜、材木座といった湘南の海を一望できるという景色の良さという3つの点に大きく分類されてきます。でもメジャーどころでないと、なかなか足を運んでみないとどこがよいのかが分からないというのが実情です。実際に鎌倉の各スポットへ足を運び、写真を撮影しながら、鎌倉にあるお寺や神社で感じた魅了について、以下のページで詳しくまとめています。

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鎌倉七里ヶ浜からの夕日と江ノ島

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