見頃をむかえた6月中旬の明月院のあじさい
明月院のあじさいの見頃は6月中旬です。前回は、6月上旬に訪れた際の明月院のあじさいの様子をご紹介しましたが、今回はあじさいの見頃をむかえる6月中旬に訪れてみました。明月院であじさいの一番の見所といえば表参道です。テレビなどにもよく登場するこの場所は、表参道の両脇に明月院ブルーと呼ばれる姫あじさいが咲いています。明月院のあじさいの90パーセントが姫あじさいになります。姫あじさいは、咲き始めは水色で、時間の経過と共に青く変わっていきます。見頃を向えた明月院のあじさいを撮影してきましたのでご紹介いたします。明月院に訪れる際には、北鎌倉駅のコインロッカーに荷物を預けると便利です。北鎌倉駅のコインロッカーについては、以下のページでまとめています。
目次
明月院について
明月院は、平安後期、武将山内俊道の供養のために、嫡子(家の跡つぎをする子)である経俊が創建した名月庵が始まりです。約100年後に、北条時頼建立の最明寺を時宗が開山に蘭渓道隆を迎え、禅興寺として再興されました。更に100年後、室町には関東管領上杉憲方が庵を院に改め、禅興寺の塔頭(高僧の塔があるところ)に併せ支院の首位に置き、寺容を整えました。方丈(禅宗寺院の住持や長老の居室)には、本尊聖観世音菩薩、開山堂に歴代祖師、左のやぐらには上杉憲方の墓、総門近くの禅興寺旧跡に時頼の墓などが祀られています。鎌倉十井の一つ「瓶ノ井」があり、今も使用されています。丸窓の先に広がる往時を偲ばせる庭、6月のあじさい、夏の緑豊かな自然、秋の紅葉、春の枝垂れ桜を楽しむことができます。
明月院の拝観料、拝観時間、ご利益、見所については、以下のページでまとめています。
関連記事:明月院(あじさい寺)の拝観料、拝観時間、ご利益、見所について
注意事項
明月院のあじさいはとても綺麗で触れたくなってしまいますが、花には触ってはいけない看板がありますので注意しましょう。
明月院のあじさいは姫あじさい
明月院で多く見かけるあじさいは姫あじさいです。毎年剪定した内から、約三百鉢さし木を行い新旧の更新が行われていて、一年間植木鉢で大切に育てられ、その後山中の畑におろし、さし木から4年から5年目にようやく明月院境内で見る事ができるようになります。
見頃をむかえた6月中旬の明月院のあじさい
見頃をむかえた6月中旬の明月院のあじさいをご紹介いたします。
入口付近のあじさい
6月中旬の明月院の入口です。休日と比較すると、平日の昼間の方が空いています。
また、あじさいシーズンの明月院で混雑を避けたい場合は、午前中よりも午後に訪れた方が比較的空いているいることが多い気がします。
6月上旬の明月院のあじさいと比較すると、6月中旬は入口付近のあじさいも満開となっています。
明月院の受付入口は、2箇所あります。こちらは正面入口手前側の受付入口です。
そしてこちらが、正面入口奥側の入口で、受付を済ませると正面が桂橋になっています。
6月の明月院の境内は、あじさい以外の花も見頃となります。
- 沙羅双樹(夏椿)
- 花菖蒲
- 京鹿の子
- 岩たばこ
- 夏ろうばい
- 下野草
花菖蒲の見頃は、あじさいよりも短く2週間程度しかないので、6月中旬ぐらいまでに本堂後庭園に訪れるのがおすすめです。また、岩たばこも、本堂後庭園にあります。岩たばこは鎌倉ではよく見かける植物で、北鎌倉駅から明月院に向う道にも生えています。
下野草の花も6月中旬頃には見頃が終わってしまっているので、満開の下野草の花を見たい場合は、6月上旬の方がおすすめです。満開をむかえた下野草の様子については、以下のページに写真を掲載しています。
明月院の拝観料は、大人が500円。小中学生が300円です。あじさいシーズンの拝観時間は、8時30分から、17時までとなっています。
関連記事:明月院(あじさい寺)の拝観料、拝観時間、ご利益、見所について
明月院の受付には、不要な拝観券を入れるボックスがあります。明月院の最寄に住んでいることもあり、何度も訪れているため拝観券は不要なので、受付でもらった拝観券はいつもこのボックスに入れています。
受付付近のあじさい
受付が済んだら、明月院の境内の中へと進んでいきます。
月の広場周辺のあじさい
月の広場は、受付を入って左側に進んだ場所にある苔庭の前にある広場です。
6月に咲く草花の中にあじさいが咲いています。
赤い縁をしたあじさいは、明月院の境内では月の広場周辺、休憩所周辺、中門と円窓の中間あたりで見ることができます。
月笑軒のあじさい
6月のあじさいシーズンになると、月笑軒の入口にもあじさいが咲いています。
休憩所前のあじさい
休憩所前付近のあじさいです。明月院であじさいを撮影していると、みなさんとてもよい一眼レフカメラを使っている事に気が付かされます。。
月の広場でも咲いていた赤い縁をしたあじさいです。
韓国済州島のあじさい
韓国済州島の珍しいあじさいです。6月上旬に訪れた時には、この立て札はなかったような気がします。
少しアップ気味に撮影してみました。
奥の赤いあじさいも珍しいような気がします。
開山堂周辺のあじさい
開山堂の裏側に少しあじさいが咲いています。
開山堂と枯山水庭園を結ぶ通路にあるあじさいです。
6月上旬の明月院では、白いあじさいを見かけなかったので、白いあじさいは少し咲くのが遅いのかもしれません。
開山堂へと続く渓谷道から中庭園を撮影した写真です。
6月上旬に見たときよりも、あじさいの色が濃くなっていました。
中参道のあじさい
中参道で撮影したあじさいです。
中参道のあじさいも見頃をむかえていました。
花想い地蔵
花想い地蔵が持つあじさいも満開となっています。
7体のお地蔵様
花想い地蔵前にいる7体のお地蔵様は青いエプロンをしていました。
枯山水庭園周辺のあじさい
枯山水庭園周辺のあじさいです。
枯山水庭園周辺のあじさいも6月上旬と比較すると色が濃くなっている印象を受けました。
中門近くのウサギ小屋のあじさい
中門近くのウサギ小屋付近で撮影したあじさいです。
ウサギ小屋の奥からは、表参道側に咲くあじさいを上から撮影することができます。
右側に少し人影が写っていますが、こちらは表参道を歩く人たちです。
ウサギ小屋付近のあじさいも見頃をむかえています。
額あじさいも見頃をむかえていました。
表参道手前通路のあじさい
表参道に続く手前の通路です。
この場所も多くの人たちがあじさいを撮影する場所です。
とても沢山のあじさいが見頃をむかえています。
表参道のあじさい
明月院であじさいといえば、表参道のあじさいです。
この日も多くの人たちで賑わっていました。
6月上旬と比較すると、あじさいの花の数が増えているのと、あじさいの色が水色から濃い青色に変わっているあじさいの花が多くありました。
中門のあじさい
こちらは中門から表参道側を撮影した写真です。
中門をくぐり、絵馬堂側へ続く通路のあじさいも撮影してみました。
竹林前のあじさい
竹林前の車道に咲くあじさいです。
6月上旬と比較すると、こちらもあじさいの花の数がとても増えていました。
出口付近のあじさい
見頃をむかえた明月院のあじさいは、出口ギリギリまでとても綺麗に咲いています。
円窓(悟りの窓)
6月中旬の明月院は、悟りの窓で写真撮影を待つ人でとても長い行列ができています。
行列には並びたくないので、行列の外から悟りの窓を撮影する人を撮影してみました。円窓は開いている日とガラス扉が閉まっている時があるのですが、ガラス扉が開いている時の方が綺麗な写真になる気がします。
円窓(悟りの窓)については、以下のページでもまとめています。
本堂
本堂を参拝する人の数もあじさいが見頃をむかえる6月中旬は行列ができていました。
御朱印
御朱印の受付前も長蛇の列ができています。
あじさいが見頃をむかえる6月中旬の本堂前は、円窓を撮影する人、本堂にお参りをする人、御朱印の受付をする人でとても混雑していました。
以上が明月院であじさいの見頃となる6月中旬の様子です。6月上旬の明月院の様子については、以下のページでまとめています。
後庭園
御朱印受付がある本堂の脇には、後庭園へと進む入口があります。後庭園は、6月のあじさいシーズンと、12月の紅葉シーズンのみ、開放される場所です。
円窓の裏にある明月院後庭園は、あじさいシーズンの6月と紅葉シーズンの12月になると開放されます。明月院の境内の拝観には500円がかかりますが、それとは別に後庭園に入園するには、別途500円がかかります。特にあじさいシーズンに明月院を訪れる際には、「後庭園にあじさいがあるの?」っと気になる方がいると思うので、あじさいシーズンの後庭園にあじさいがあるのかという点とあわせて確認してきましたので、ご紹介いたします。
続いて、鎌倉で明月院とならんで、あじさいシーズンに人気の長谷寺の6月中旬の様子を以下のページでご紹介いたします。
鎌倉のあじさい
鎌倉で人気のあじさいスポットといえば、明月院、長谷寺、江ノ電とあじさいのツーショットが撮影できる御霊神社です。鎌倉のあじさいは、5月下旬から6月上旬にかけて咲き始め、6月中旬にかけて見頃をむかえます。鎌倉のあじさいシーズンにあじさいの名所を実際に訪れ撮影してきたあじさいの様子をご紹介いたします。
関連記事:鎌倉のあじさい鎌倉で着物を安くレンタル
鎌倉の街を散策する際には、着物のレンタルがおすすめです。あらかじめ事前に予約をしておくと、割引を適用することができて、女性用、男性用の着物も3000円台からレンタルできるのでとてもリーズナブルです。特に桜やあじさいのシーズンは人気が高いので、早めのご予約がおすすめです。詳細とお申込みは、以下のページをご確認ください。
体験イベント
鎌倉で開催中のイベントの一覧です。事前予約を行なうと、割引クーポンが手に入るイベントが多くあるため、事前予約がおすすめです。
日本舞踊
創作体験
- 【陶芸】陶工房DAN(ダン)
- 【陶芸】たからの窯
- 【陶芸】村上工房
- 【陶芸】楓窯
- 【鎌倉彫】隠れ家漆工房「青樹庵」
- 【ステンドグラス】鎌倉ステンドグラス
- 【オイル作り】創香
- 【あみもの】アトリエアミカ
- 【ビーズ】iridare embroidery & cooking school(イリダーレ エンブロイダリー&クッキングスクール)
- 【タイル】スペインタイル絵付け教室 カマクランタイル
- 【テーブルウエア】鎌倉山 Natural Tone(ナチュラル トーン)
- 【溶接】Fe★NEEDS(フェニーズ)
料理体験
- 【料理】鎌倉長谷栞庵
- 【料理】鎌倉長谷珈琲&ガレット
- 【料理】北鎌倉アトリエ&ギャラリーRicochet (リコシェ)
- 【料理】M&M Kamakura Bento Cooking(エムアンドエム カマクラ ベントウ クッキング)
人力車
マリンスポーツ
- 【ダイビング】湘南DIVE.com
- 【サーフィン】
- 【SUP】セブンシーズ
- 【SUP】Blue Peter Surf Club Zaimokuza
- 【SUP】HilOhana(ヒロハナ)
- 【ウインドサーフィン】鎌倉ウインドサーフィンスクール
- 【ウインドサーフィン】ファーイースト
- 【シーカヤック】鎌倉マリーナ
- 【水上バイク】海の家 おとひめ亭
その他
- 【ヨガ】Yoga For Natural Beauty Life(ヨガフォーナチュラルビューティーライフ)
- 【坐禅】円覚寺
- 【美術館】北鎌倉 葉祥明美術館
- 【ダンス】鎌倉ウインドサーフィンスクール
- 【サイクリング】鎌倉のおすすめサイクリングコース
- 【出会い】鎌倉ひとり旅におすすめの出会いの場
鎌倉のお寺、神社
鎌倉の魅力といえば、今から800年以上前の鎌倉時代の雰囲気を残しつつ、綺麗な鎌倉の海や自然が楽しめるという点です。お寺の境内から海を眺められる場所は、日本国内の中でもなかなか無いのではないかと思います。鎌倉のお寺や神社といえば、鶴岡八幡宮、高徳院(鎌倉大仏)、長谷寺、円覚寺、建長寺などメジャーどころばかりが紹介されがちですが、おすすめという観点には、有名なメジャーどころ、古きよき鎌倉の歴史を心の底から感じられる場所。そして、京都とは違う鎌倉の一番の魅力は、古きよき歴史を感じながら、鎌倉由比ガ浜、材木座といった湘南の海を一望できるという景色の良さという3つの点に大きく分類されてきます。でもメジャーどころでないと、なかなか足を運んでみないとどこがよいのかが分からないというのが実情です。実際に鎌倉の各スポットへ足を運び、写真を撮影しながら、鎌倉にあるお寺や神社で感じた魅了について、以下のページで詳しくまとめています。
関連記事:鎌倉のお寺、神社どこが人気?おすすめ比較鎌倉の観光、デート情報
鎌倉の海の雰囲気や鎌倉の海の家、お寺、神社、レンタサイクル、ホテル情報などをまとめています。鎌倉について更に詳しく知りたい場合は、以下のページもあわせてご覧ください。
関連記事:鎌倉のおすすめ人気観光、デートスポット鎌倉のホテル比較
鎌倉観光の際に利用するのにおすすめのホテルは、JRだと藤沢駅、大船駅、鎌倉駅周辺。湘南モノレールだと、湘南深沢駅周辺。江ノ電だと腰越駅、七里ヶ浜駅、極楽寺駅、長谷駅、由比ヶ浜駅、和田塚駅周辺になります。それぞれの駅周辺にあるホテルを一覧にして比較できるようにしました。比較表では、それぞれの最寄駅からの徒歩時間、簡単な特徴、参考宿泊料金、じゃらん、楽天、エクスペディア、Yahoo!トラベル、JTB、ヨヤキュードットコム、一休の各宿泊施設への予約一覧へのURLを記載しています。参考価格は、行楽シーズン外での価格を参考情報として記載しています。初詣がある年末年始や、桜のお花見、あじさい、海水浴、紅葉シーズンなどは、ホテルの価格が高くなる傾向があります。あらかじめ前もって予約をすると安く済む場合や、希望する宿泊施設の予約がし易いので、鎌倉へ宿泊で旅行に訪れる際には、早めに予約をするのがおすすめです。
関連記事:鎌倉のホテル比較