6月上旬の鎌倉明月院のあじさい
明月院は、6月のあじさいのシーズンと、12月の紅葉シーズンになると、後庭園が開放され、円窓がある本堂の裏側まで行くことができるようになります。明月院のあじさいはブルーの色合いがとても綺麗なのが特徴です。6月になると、明月院の青いあじさいを見るために、大勢の人たちが観光に訪れてきて、北鎌倉駅の改札を出るのにも時間がかかるほど、多くの人たちで混雑します。後庭園が開放される6月1日の日に、明月院を訪れ、境内のあじさいがどのような様子かについて確認してきましたのでご紹介いたします。明月院に訪れる際には、北鎌倉駅のコインロッカーに荷物を預けると便利です。北鎌倉駅のコインロッカーについては、以下のページでまとめています。
目次
明月院について
明月院は、平安後期、武将山内俊道の供養のために、嫡子(家の跡つぎをする子)である経俊が創建した名月庵が始まりです。約100年後に、北条時頼建立の最明寺を時宗が開山に蘭渓道隆を迎え、禅興寺として再興されました。更に100年後、室町には関東管領上杉憲方が庵を院に改め、禅興寺の塔頭(高僧の塔があるところ)に併せ支院の首位に置き、寺容を整えました。方丈(禅宗寺院の住持や長老の居室)には、本尊聖観世音菩薩、開山堂に歴代祖師、左のやぐらには上杉憲方の墓、総門近くの禅興寺旧跡に時頼の墓などが祀られています。鎌倉十井の一つ「瓶ノ井」があり、今も使用されています。丸窓の先に広がる往時を偲ばせる庭、6月のあじさい、夏の緑豊かな自然、秋の紅葉、春の枝垂れ桜を楽しむことができます。
明月院の拝観料、拝観時間、ご利益、見所については、以下のページでまとめています。
関連記事:明月院(あじさい寺)の拝観料、拝観時間、ご利益、見所について
注意事項
明月院のあじさいはとても綺麗で触れたくなってしまいますが、花には触ってはいけない看板がありますので注意しましょう。
明月院のあじさいは姫あじさい
明月院で多く見かけるあじさいは姫あじさいです。毎年剪定した内から、約三百鉢さし木を行い新旧の更新が行われていて、一年間植木鉢で大切に育てられ、その後山中の畑におろし、さし木から4年から5年目にようやく明月院境内で見る事ができるようになります。
6月上旬の明月院のあじさい
6月上旬の明月院のあじさいをご紹介いたします。
入口付近のあじさい
6月1日に訪れた際の明月院の入口です。比較的人が少ないタイミングを見計らって撮影してみましたが、入口からあじさいを撮影する人たちで賑わっていました。
明月院の通常時の拝観時間は、9時から16時なのですが、6月は8時30分から17時までと変更になります。
表参道手前通路のあじさい
明月院の入口を入ったら、桂橋を渡るのではなく、総門前から表参道側に続く通路側からあじさいの様子を撮影していきたいと思います。明月院の表参道側に向うと、あじさいを撮影する人たちが大勢現れてきます。
表参道手前の通路から綺麗なあじさいが咲いていました。
続いて、明月院で一番あじさいの見所となる表参道へと進んでいきます。
表参道のあじさい
明月院であじさいの人気スポットといえば表参道。6月1日に訪れた際に撮影した表参道の様子です。
平日の昼間は、海外からの観光客の方々がとても多いです。なぜ平日の昼間に海外からの観光客が多いかというと、土日祝は、日本人の観光客が多いことを理解しているので、平日の昼間に訪れているそうです。
あじさいを撮影しながら奥へと進んでいきます。
私、実はあじさいの写真って初めて撮影したのですが、境内は若い女性とご年配の方が多い印象を受けました。
仕事をする手を止めて、たまには花を眺めるのもいいもんだなぁ~と思いました。
明月院のあじさいは、咲き始めから時間が経過するにつれて、青い色がどんどんと濃くなっていくそうです。6月1日に訪れた際には、表参道付近のあじさいは、まだ水色っぽい印象を受けました。表参道を歩く足元にも綺麗にあじさいが咲いています。
中には水色ではなく、紫色をしたあじさいが混ざって咲いていました。
目の前に現れたあじさいも撮影してみました。
みなさん、撮影しまくりです。
あじさいの裏側にもぐって撮影してみました。
「今日は晴れてよかったね。」っと言う人が多いのですが、あじさいはなんとなく雨の日に見る方が元気で、更に綺麗なような気もします。
明月院ブルーにあわせてか、あじさいシーズンに明月院を訪れる女性は、あじさいの青にあわせて、服を選んできている人が多いような印象も受けました。
青くて綺麗です。
平日の昼間のせいか、小さな子供連れたママも沢山いました。
中には子供を連れたパパもいました。
少し空いたタイミングで表参道を撮影してみました。
なんとなく、お昼の時間帯付近になると、ランチをするためか、少し人が減った気がしました。人が減った瞬間に、少し時間をかけて撮りたい構図を意識して撮影してみました。ちょっと前ボケさせすぎたかな。。
中門前付近に咲いていた青いあじさいです。
だんだんと、中門が近づいてきました。
中門の手間には竹林側に進む通路があって、その通路にも沢山のあじさいが咲いています。
中門のあじさい
中門前からも撮影してみました。あじさいの写真を撮影しない人は一人もいないといった感じです。
中門の前には、下野の花が咲いていました。下野は栃木県の地名ですけれど、栃木県の花なのかな?っと思って調べてみたら、やっぱり栃木県で発見された花でした。栃木県は日光の世界遺産にIoTアプリを提供したことがあって、ちょっと詳しいです(作ったアプリの日経の特集はこちら)。この後、サラリーマン辞めて独立し、スタートラインから再度、色々と試行錯誤してます。新しいことにチャレンジするのが面白い。
中門を越えて、表参道側を撮影してみました。
中門近くのウサギ小屋のあじさい
中門近くにあるウサギ小屋周辺でも綺麗なあじさいが咲いていました。
赤い縁取りのあじさい
中門を越えて、円窓へと向う途中には、赤い縁取りをしたあじさいが咲いています。
少しアップ気味で赤い縁取りのあじさいを撮影してみました。
赤い縁取りのあじさいは、表参道の入口側にも咲いています。
明月院で赤い縁取りのあじさいが見れるのは、表参道の入口付近と、円窓手前の二箇所のみです。
円窓方面にはまだ行かず、竹林側の様子を撮影してみました。
竹林前のあじさい
竹林付近に咲くあじさいです。
竹林前の車道にも沢山のあじさいが咲いています。
写真を撮影する人が沢山います。
竹林の山門側寄りには、がくあじさいも咲いています。
次に竹林前から桂橋を越えて、明月院の境内にある休憩所前付近のあじさいをご紹介いたします。
休憩所前のあじさい
休憩所前付近にも綺麗なあじさいが沢山咲いています。
休憩所前付近では、結構青くなったあじさいを見かけました。
これぞ、明月院ブルーといった印象を受けるあじさいの花でした。
中にはまだまだこれから、っというようなあじさいもありました。
この日はとてもお天気がよかったので、梅雨晴れの空を背景に、あじさいを撮影してみました。
休憩所前付近には、がくあじさいも少し咲いていました。
明月院で見られるがくあじさいは、休憩所前付近と、山門寄りの竹林側にあります。
次は、休憩所前から開山堂方面に進み、円窓を目指して進んでいきたいと思います。
開山堂周辺のあじさい
休憩所前から開山堂へと続く道です。両脇に沢山のあじさいがあります。
この辺りにも綺麗なあじさいが沢山咲いています。
この辺りでも写真を撮影する人たちが沢山います。
枯山水庭園周辺のあじさい
枯山水庭園周辺にも綺麗なあじさいが沢山咲いています。
六地蔵の後ろにも綺麗なあじさいが咲いていました。
枯山水庭園にはあじさいがありませんが、庭園を撮影する人たちが沢山いました。
円窓
明月院といえば円窓。
あじさいシーズンも円窓の前は大行列です。明月院の円窓については、以下のページでまとめています。
御朱印
明月院の御朱印受付です。あじさいシーズンは、御朱印を書く人は、休み無く筆で御朱印の文字を書いていました。
以上が6月上旬の明月院のあじさいの様子となります。続いて、明月院のあじさいが見頃をむかえる6月中旬の明月院のあじさいの様子について、以下のページでご紹介いたします。
後庭園
御朱印受付がある本堂の脇には、後庭園へと進む入口があります。後庭園は、6月のあじさいシーズンと、12月の紅葉シーズンのみ、開放される場所です。
円窓の裏にある明月院後庭園は、あじさいシーズンの6月と紅葉シーズンの12月になると開放されます。明月院の境内の拝観には500円がかかりますが、それとは別に後庭園に入園するには、別途500円がかかります。特にあじさいシーズンに明月院を訪れる際には、「後庭園にあじさいがあるの?」っと気になる方がいると思うので、あじさいシーズンの後庭園にあじさいがあるのかという点とあわせて確認してきましたので、ご紹介いたします。
続いて、鎌倉で明月院とならんで、あじさいシーズンに人気の長谷寺の6月上旬の様子を以下のページでご紹介いたします。
鎌倉のあじさい
鎌倉で人気のあじさいスポットといえば、明月院、長谷寺、江ノ電とあじさいのツーショットが撮影できる御霊神社です。鎌倉のあじさいは、5月下旬から6月上旬にかけて咲き始め、6月中旬にかけて見頃をむかえます。鎌倉のあじさいシーズンにあじさいの名所を実際に訪れ撮影してきたあじさいの様子をご紹介いたします。
関連記事:鎌倉のあじさい鎌倉で着物を安くレンタル
鎌倉の街を散策する際には、着物のレンタルがおすすめです。あらかじめ事前に予約をしておくと、割引を適用することができて、女性用、男性用の着物も3000円台からレンタルできるのでとてもリーズナブルです。特に桜やあじさいのシーズンは人気が高いので、早めのご予約がおすすめです。詳細とお申込みは、以下のページをご確認ください。
体験イベント
鎌倉で開催中のイベントの一覧です。事前予約を行なうと、割引クーポンが手に入るイベントが多くあるため、事前予約がおすすめです。
日本舞踊
創作体験
- 【陶芸】陶工房DAN(ダン)
- 【陶芸】たからの窯
- 【陶芸】村上工房
- 【陶芸】楓窯
- 【鎌倉彫】隠れ家漆工房「青樹庵」
- 【ステンドグラス】鎌倉ステンドグラス
- 【オイル作り】創香
- 【あみもの】アトリエアミカ
- 【ビーズ】iridare embroidery & cooking school(イリダーレ エンブロイダリー&クッキングスクール)
- 【タイル】スペインタイル絵付け教室 カマクランタイル
- 【テーブルウエア】鎌倉山 Natural Tone(ナチュラル トーン)
- 【溶接】Fe★NEEDS(フェニーズ)
料理体験
- 【料理】鎌倉長谷栞庵
- 【料理】鎌倉長谷珈琲&ガレット
- 【料理】北鎌倉アトリエ&ギャラリーRicochet (リコシェ)
- 【料理】M&M Kamakura Bento Cooking(エムアンドエム カマクラ ベントウ クッキング)
人力車
マリンスポーツ
- 【ダイビング】湘南DIVE.com
- 【サーフィン】
- 【SUP】セブンシーズ
- 【SUP】Blue Peter Surf Club Zaimokuza
- 【SUP】HilOhana(ヒロハナ)
- 【ウインドサーフィン】鎌倉ウインドサーフィンスクール
- 【ウインドサーフィン】ファーイースト
- 【シーカヤック】鎌倉マリーナ
- 【水上バイク】海の家 おとひめ亭
その他
- 【ヨガ】Yoga For Natural Beauty Life(ヨガフォーナチュラルビューティーライフ)
- 【坐禅】円覚寺
- 【美術館】北鎌倉 葉祥明美術館
- 【ダンス】鎌倉ウインドサーフィンスクール
- 【サイクリング】鎌倉のおすすめサイクリングコース
- 【出会い】鎌倉ひとり旅におすすめの出会いの場
鎌倉のお寺、神社
鎌倉の魅力といえば、今から800年以上前の鎌倉時代の雰囲気を残しつつ、綺麗な鎌倉の海や自然が楽しめるという点です。お寺の境内から海を眺められる場所は、日本国内の中でもなかなか無いのではないかと思います。鎌倉のお寺や神社といえば、鶴岡八幡宮、高徳院(鎌倉大仏)、長谷寺、円覚寺、建長寺などメジャーどころばかりが紹介されがちですが、おすすめという観点には、有名なメジャーどころ、古きよき鎌倉の歴史を心の底から感じられる場所。そして、京都とは違う鎌倉の一番の魅力は、古きよき歴史を感じながら、鎌倉由比ガ浜、材木座といった湘南の海を一望できるという景色の良さという3つの点に大きく分類されてきます。でもメジャーどころでないと、なかなか足を運んでみないとどこがよいのかが分からないというのが実情です。実際に鎌倉の各スポットへ足を運び、写真を撮影しながら、鎌倉にあるお寺や神社で感じた魅了について、以下のページで詳しくまとめています。
関連記事:鎌倉のお寺、神社どこが人気?おすすめ比較鎌倉の観光、デート情報
鎌倉の海の雰囲気や鎌倉の海の家、お寺、神社、レンタサイクル、ホテル情報などをまとめています。鎌倉について更に詳しく知りたい場合は、以下のページもあわせてご覧ください。
関連記事:鎌倉のおすすめ人気観光、デートスポット鎌倉のホテル比較
鎌倉観光の際に利用するのにおすすめのホテルは、JRだと藤沢駅、大船駅、鎌倉駅周辺。湘南モノレールだと、湘南深沢駅周辺。江ノ電だと腰越駅、七里ヶ浜駅、極楽寺駅、長谷駅、由比ヶ浜駅、和田塚駅周辺になります。それぞれの駅周辺にあるホテルを一覧にして比較できるようにしました。比較表では、それぞれの最寄駅からの徒歩時間、簡単な特徴、参考宿泊料金、じゃらん、楽天、エクスペディア、Yahoo!トラベル、JTB、ヨヤキュードットコム、一休の各宿泊施設への予約一覧へのURLを記載しています。参考価格は、行楽シーズン外での価格を参考情報として記載しています。初詣がある年末年始や、桜のお花見、あじさい、海水浴、紅葉シーズンなどは、ホテルの価格が高くなる傾向があります。あらかじめ前もって予約をすると安く済む場合や、希望する宿泊施設の予約がし易いので、鎌倉へ宿泊で旅行に訪れる際には、早めに予約をするのがおすすめです。
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