由比ヶ浜海水浴場の歴史
鎌倉由比ヶ浜海水浴場の歴史は、1880年(明治13年)に日本の医学の発展に尽くしたドイツのベルツ博士が鎌倉を訪れた際に、健康に良い土地として保養地として紹介し始めたのが最も古い由来です。その後1884年(明治17年)に、内務省衛生局長の長与専斎が、鎌倉由比ヶ浜は海水浴場として最適な場所と広く紹介したことから、全国的に有名な海水浴場となりました。以下は、昭和40年頃に撮影された由比ヶ浜海水浴場の様子と今の様子の比較です。昭和54年の由比ヶ浜の海の家には24時間営業のインベーダーコーナーがあったり、今もなお夏の時期だけ現れる滑川の河口に架かる木造の橋の様子などをご紹介いたします。
目次
成就院からみた由比ヶ浜海水浴場
昭和41年8月21日に撮影された成就院から見た由比ヶ浜海水浴場、材木座海岸海水浴場の様子です。
成就院の山門前付近から撮影された写真です。昭和の時代から、この場所から見る海の景色は有名だったそうです。言い伝えでは、弘法大使がここで数日護摩を炊き続け、この地に住む人々が安心して毎日の暮らしができるようになったそうです。
現在の様子は、以下の通りです。
成就院の拝観料、拝観時間、ご利益、見所については、以下のページでまとめています。
関連記事:成就院の拝観料、拝観時間、ご利益、見所について
以前ほどあじさいの数は減ってしまいましたが、6月の参道では綺麗なウズアジサイが咲く場所です。
見頃をむかえた6月中旬の成就院のあじさいは、以下のページでまとめています。
昭和に撮影された海の家
インベーダーゲームの海の家
昭和54年7月22日に撮影された由比ヶ浜の海の家の様子です。入口の頭上の看板を見ると、「24時間営業インベーダーコーナー」との記載が薄っすらあります。この頃の海の家は、24時間営業だった事が確認できます。
由比ヶ浜の海の家は、フリフリチキンや、元アイドルたちがプロデュースするビーチカフェ「SUMMER&IDOL」など、毎年目玉となるような海の家が登場してきますが、昭和の時代からこの流れは受け継がれているのかもしれません。写真の入口の手前で爆睡していそうな横たわっている女性も気になります。
海の家「五光」
昭和43年8月4日に撮影されたカキ氷で大繁盛する海の家「五光」の様子です。
カキ氷は、今も昔も変わらない夏の食べ物のようです。氷を削る手動の機械に歴史を感じます。
仮橋
昭和41年8月7日に撮影された滑川の河口に架かる木造の橋の様子です。
この橋は昭和の時代から、夏の間だけ設置されていたそうです。現在の仮橋の様子はこちらです。
昭和の時代に撮影された由比ヶ浜海水浴場のご紹介は以上となります。
由比ヶ浜海水浴場の海の家に関しての最新情報は、以下のページでまとめています。
続いて、昭和の時代に撮影された材木材海岸海水浴場の様子もあわせて以下のページでご紹介いたします。
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