個人事業主では無く、会社を設立して事業を営んでいく上で、メリット、デメリットとなる点は以下の通りとなってきます。メリットは、信用がある、資金調達がしやすい、節税手段が多いという点です。デメリットは、会社設立時にお金がかかる、赤字でも毎年払わないといけない税金がある、社会保険への加入が必須という点になります。

メリット

会社設立のメリットは、以下のような点になります。

信用がある

会社を設立した場合、取引先の企業や資金調達先の銀行からの信用を得やすくなります。

資金調達がしやすい

事業を進めたり拡大していくために、資金調達はとても大切になってきます。個人事業主と比較した場合、融資を受ける相手先の選択肢の幅が広がります。

節税手段が多い

会社を設立した場合、会社の所有財産には相続税がかかりません。個人事業主の場合は、経営者が死亡した場合、全ての財産が相続税の対象となってきます。

赤字の繰越期間が長い

会社設立の場合、赤字の繰越期間が9年となります（個人事業主の場合は3年まで）。

デメリット

会社設立のデメリットは、以下のような点になります。

会社設立時にお金がかかる

会社設立時には、25万円から30万円がかかってきます。

赤字でも毎年払わないといけない税金がある

会社設立時には、赤字であっても毎年払わないといけない7万円の税金があります。

• 法人都道府県民税均等割：2万円
• 法人市町村民税均等割：5万円

社会保険への加入が必須

会社を設立すると健康保険と厚生年金保険への加入が義務づけられているため必須となってくるため、従業員をかかえるほど、会社としての負担が大きくなります。

個人事業主のメリット、デメリット

個人事業主のメリット、デメリットについては、以下のページにまとめています。

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